●2004年10月2日 Sat 尾張名古屋は城で持つ |
そう、このわたくしめが、 地元中日の優勝より松坂の投球を気にしていた男でございます。 目の前のバーゲンセールより、愛するさいたま(所沢だけど)のチームの方が 大事に決まっているじゃないですか! (そうじゃない人も居るかも知れんけど) 最近BGM用に 平井堅の「瞳を閉じて」と柴咲コウの「かたちあるもの」を借りてきて(べたやなぁ〜)、 PCにコピーして(顛末は、もうちょっとしたら「CCCD」のコーナー作ります)、 それをダイソーの100円8cmCDにコピーして車で聞いているんだけど(他の曲も入れてます、念のため)、 よく聞くと、ちゃんと「セカチュー」の男性と女性の気持ちになっているんだねぇ。 というのは、流行モノには手を出さない事をshinjoにしているので、 映画もドラマも、原作本ですら読んだことがない。 ただ、ブックオフで「セカチュー」の漫画が100円で有ったので、 それを見て(読むと言うほどではなかった)、何となくストーリーを知っているふりの「知ったかぶり」をしているので、 平井堅の歌も柴咲く〜んの歌もちゃんと聴いたことがなかったのです。 と言うことぐらいでしょうか、最近の大発見は。 ということで、ちょっと休みますね、この巻頭言。あまり実がないので。 |
●2004年9月23日 Thu 何だかなぁ〜 |
いやぁ、今日の古館のいない「報道ステーション」を見るまで、 あのお笑い漫画道場での土管生活でおなじみ鈴木義治さんが、 7月に亡くなっているのを知りませんでした。 いやぁ、最後の最後、病床で死の瀬戸際まで読売新聞の連載を書いていたそうな。 すごいなぁ〜。 ところで、最近疑問に感じていることの一つに、 連日連夜に及んでプロ野球の「史上初のストライキ」をどのテレビもラジオも新聞も報道しているけれど、 そんなに時間や紙面を割く問題なのかい? と言うこと。 確かに今まで当たり前のように毎日プロ野球中継があって、それが無くなるのは何となく寂しいのかもしれない。 けれどね、 わたくしめのような「脱プロ野球」人間には、 野球中継のない週末というのは、本当に楽しく感じられました、 というのは事実です。 大体、火曜日から日曜までの毎日、夕方のAMラジオなんて野球中継しかやらないじゃんねぇ。 しかも東京なら巨人戦やら西武戦やら色々やるだろうに、ここ名古屋のような田舎地域だと「中日戦」しかやらない、他の選択肢が一切無いのです。 そんな拷問のような毎日、 でも、日韓ワールドカップの時に某代理店がAMFMラジオ全てで日本戦の試合を中継したとき、すごいブーイングだったよね。 でも、それと同じ状態で毎日「中日」しか聞けないこっちのみになって欲しい! と思うのはわたくしめだけなのでしょうか? 大体テレビ局だって、なんでこんなに大騒ぎするかと言えば、 特に他にネタがないのと、今のプロ野球中継は適当に放送すれば 適当にスポンサー収入が入ってくるシステムだもんで(特に巨人戦は)、 その損失(企業なんだから、損もすれば得もするのは当たり前)が出たって言いたいわけでしょ。 何だかなぁ〜 |
●2004年9月21日 Tue 朝だ朝だよ〜あさひがのぼ〜る |
先週の火曜日、三貴フラワーセンターで我が家のカメのためのえさを買ったその帰り道に、しょうがなくすき屋へ寄ったら「新、牛丼」なる物の垂れ幕があった。食べてみたら、やっぱりすき屋の牛丼だった。まぁ、すき屋だからしょうがないかと思って帰ったのだが、その金曜日に「今度すき屋で新、牛丼が発売される」との記事が載っていた。と言うことは、本格発売前の先行発売の段階で食したわけだが、でもやっぱり「すき屋」だからなぁ〜。 本日(9/21)の朝日新聞夕刊に、例の戦後に在日朝鮮人が北朝鮮へと渡った「帰還事業」についての記事が在った。そして帰還事業で「祖国」に帰って悲惨な末路をたどった原因は、在日朝鮮人を日本国内に於くことを嫌がって帰還事業を積極的に進めた日本政府と、政府と結託して推進していた日本赤十字社に在るとしているのである。 うそをつくな! 帰還事業を積極的に進めた張本人は、「北朝鮮こそ地上の楽園、この世の天国」との論評を張って、ここぞとばかりに在日朝鮮人や関連日本人を万峰望号(先代の)に乗せたのは、今では知らん顔を決め込んでいる社会党(現社民党)と朝日新聞だったじゃないか! それなのに政府と日赤が悪いだって?! 傍若無人の責任転嫁も、いい加減にやめにしてもらいたい。 大体朝日新聞は、戦時中積極的に軍部に加担していた責任を、戦後50年以上経ってもその責任を取る気が全くなく、未だにのほほんとしているし、「先祖の負った責め苦」について、何の反省もないね。 そんな会社が「氷点」を高く評価しているだなんて、それこそ本末転倒だな気がするが。 |
●2004年9月9日 Thu 火の後に静かな細い声が聞えた |
自分で言うのも何なんだけれども、どうもこのHPはクリスチャンがやっているはずなのに(ちゃんと「クリスチャンリング」にも入っています)、TOPページを開けたとたんに「宇宙企画」とか出てくるし、どうでも良いような事ばかり載っているし、どうしたものかと、反省をいたしました。それで、今までポップアップしていましたどうでもいい話は「どうでもいい話」に入れましたし。 ところで旧約聖書というとなじみのない人には「ハリポタ」と同じようなまじない書のように思われている節があるけれど、そうではなく、簡単に言えば「イスラエル民族の歴史の本」なんだけれど、題名はその旧約聖書にある話で、今から4千年ほど前にエリヤという人が、異教徒との抗争に勝利した後、仕返しを恐れ洞穴に逃げ込んだとき、神の声を聞いたが、激しい大風が吹いたり、もの凄い地震があったり、その後に火事が起こったりした物の、そのいずれの中にも神はいなかった。しかし、「火の後に静かな細い声が聞えた」のであった。 立て続けに起こる身近な地震、コースのはずれた台風、遠い国に起きたテロ事件など、心騒がせる出来事が多い中、本当に知るべき事は、「火の後に静かな細い声」のような気がする。そんな「細い声」は雑踏に消えていくので、余程気をつけていないと聞こえないので、心を落ち着け、聞く準備が必要になってくると思う。 |
●2004年8月26日 Thu 金○○の金は、金メダルの金? |
どちらかというと、なにかあるとすぐ泣いてしまう性格のうちの娘(5歳)が、例のチューブが出ている競艇のCMの曲を聴いてボソッと一言。 「やっぱり、泣かないのがつよいよ」言うべき人が言うと、説得力あるねぇ〜(笑) さて、松坂大輔の結構な好投がありながら、「長島のいない長島ジャパン」はオージーに2試合とも完封負けを喫し、3位となってしまった。それを受けて星野仙一が「日本は打倒キューバにこだわりすぎた」と言っていたけれど、それより何より最近気になっているのが、「めざましテレビ」の大塚さんの衛星中継下手さ加減!朝の一番いい時間、寝起きで、時間が無くてイライラしていて、金メダルラッシュでいろんな選手のいい話をちゃんと聞きたいと思っているのにもかかわらず、せっかくの雰囲気をぶちこわしにする大塚さんの「衛星中継はド素人なんですよ」と言わんばかりのイライラする中継には、毎朝毎朝ほんとうにあっっっっっったまにきていた。 それに比べて以前にも書いたけど、久米宏の中継はうまかったなぁ〜 |
●2004年8月18日 Wed いやぁ、けっこうけっこう〜! |
こんなにメダルラッシュで、サッカー以外は期待された通り、又はそれ以上素晴らしい成績を残しまくっているときに、誰が巨人戦なんて見るのだろう? 水泳にしても柔道にしても体操にしても、予想よりも素晴らしい成績だし、金メダル確実の「長島のいない長島ジャパン」も思った通り好調だったし(こういう投球をシドニーでも見せてほしかったなぁ、松坂め!)、バレーはともかくサッカーはもう少しどうにかなると思ってたけど(EUROで優勝したギリシャだってリーグ戦突破できなかったから、そんなもんか?)、そんなこんなで前回のシドニーより盛り上がっているのにさぁ、なんでこう、名古屋のテレビ・ラジオ局は「中日」なんだろうねぇ〜。こんな時に憲伸が好投したって見ないよ!AM局だって、中日戦放送するより「長島ジャパン」放送する方がいいだろうに。 おかげで愛知県人工藤公康が200勝したの知らんかった。 ところで我が家は先週、「あいちを知ろう」キャンペーンの第3弾として、犬山城、鳳来(湯谷)に続いて日間賀島に行ってきました。全線4車線になった知多半島道路を走れば我が家からでも1時間強で師崎まで着き、そこから足の遅いフェリーでも30分で着く、本当に「身近なリゾート」なんだけれど、そこで何に驚いたかというとタコでもフグでもなく、原チャリでありました。 狭い島を効率よく回るためには原チャリがいいのだろうけど、ここが同じ「管理教育」で悪名高い愛知県なのかと思うほど、原チャリでノーヘルは当たり前、それどころか前や後ろに子供を2人ぐらい乗せて、みんな高速で平気に走っている、まるで東南アジアにでも来ているような風景を見させて頂きました。 海もきれいだったし、料理もうまいし、最高に楽しかったでしたけどね |
●2004年7月24日 Sat おかしいのは、そうでなく。。。 |
最近気になっていることの1つに、あのボーダフォンの、TVが見られる携帯が有るんだけれど、あれってNHK受信料って払っているのかしらん。だってね、NHKの受信料って言うのは、どんな山間部で電波が入らないところだろうが孤島だろうが陸の孤島だろうが、NHKを受信する設備を有する機械(TV・ラジオ)を所有する人は絶対に払わなければならない事が法律で決まっているわけで、あからさまにTVが見られるとうたっているからには、ボーダフォン側もTVを見られる携帯を所持する人には一律でNHK受信料を自動徴収するように顧客に誘導しなければならないはず。 さて、どうする? ところで、先日愛知県の高校入試に際し、中学側が出す内申点の格差が最大47倍であることが新聞に出ていて、わが三好町の町議がそのことに火をつけた(自分がリークした)ことに自信を持っているようだったのだけれども、問題の本質が違うと思う。 何が問題かというと、愛知県は東京・大阪とは違い、私立高校が極端に少なく、公立高校に頼らざるを得ない事が問題の第1点。そしてなによりも、愛知県の公立高校の入試の点数の内訳は、中学校の内申点が全体の6割を占めるのである。 わたくしめは埼玉県人で東京の高校に通ったので、埼玉・東京の入試なら十二分に分かるのだが、その関東の高校入試は、もちろん中学からの内申点も問題にはなるが、それはあくまでも「参考値」であり、事前の足きりには全く関係ない。2月〜3月の入学試験こそがまさに「本番」になるわけで、それまでの中学3年間の勉強の集大成は、あくまでも入学試験なのである。しかし前述の通り、愛知県の高校入試は内申点こそが大事なわけで、中3の2学期で6割が終わりその後の本番の入試は「お供え状態」で、申し訳程度に付いているわけである。 何のための入学試験?それだったら内申100%で入試をなくしちゃった方がはっきりする気がするんだけど。 「先生のお気に入り」だけが優先的に入試に参加できる、そんな管理教育県・愛知でいいのか? |
●2004年7月14日 Wed どうしようかしらん |
まったく、うだるような暑さが続く毎日ですが、みなさま如何にお過ごしでしょうか?正式発表では昨日梅雨が明けたらしいけど、もうここ2週間ぐらい、毎日暑くて暑くて。。。。 ところでどうしようなのは、一部で以前から噂されていたUFJHDがMTFGに吸収されるっていう話。何だかなぁと言うことなんだけど、わたくしめの場合、13年ほど前に埼玉銀行(現りそな埼玉銀行)の牙城から、東海銀行のお膝元名古屋にやってきて、愛知県で生活している上では東海が良かろうとずっと東海銀行八事支店を利用してきたわけです。働くようになってもそのままで、さらに東海銀行を使っているのだからカードもハウスカードのミリオンカードがいいのではないかと思ってミリオンカードにしたわけ。でも、実際東海銀行だから良かったというのは、東京に行ったときに当時提携していたあさひ銀行(現りそなHD)のATM手数料が無料だったぐらいだし、ミリオンカードだから得したと言うことなどは一回もなかった。ただUFJになってからは、UFJカードを使っている人は銀行ATMの時間外手数料がただになるようになっただけで、東海の時には何にもいいことがなかった。それに、名古屋銀行や信金は待たないのに、東海・UFJはいつも待たされていらいらして、逆にいいこと無かったなぁ〜。 それが今度三菱グループに入るとか。 いっそのこと、全部やめて地元信金の方がいいかな、財務力高いし、いろんなモノくれるし。 |
●2004年7月12日 Mon 元気ハツラツ〜? |
いやね、やっぱりああ言ったお祭り男は、世の中に一人ぐらいいないとイカンと思ったよ、新庄見て。 さて、わたくしめのようなお祭り好きの選挙好きは、夜中まで選挙のテレビを、チャンネルを1から35まで(ちなみに1は「東海テレビ」ね)、ついでに33の三重テレビ(岡田代表のお膝元!)やBS、CSの朝日ニューススターまでつけて見まくった後の一言なんだけど、ハマコーも田原宗一郎もうるさい! 各党の代表や幹事長がせっかく無い時間を割いてテレビに出ているのに、ひとの発言を削いでしゃべりすぎ! 石原伸晃やらどうでもいい人を出し過ぎなんだよ!と言いつつ、昔ながらのNHKの報道姿勢には物足りなさを感じる今日この頃。ゲストが出せないテレ東が放った再現ドラマも、割と面白かった。 しかしね。結局自民党って、負けなかったじゃん。あれはどう見ても負けじゃないよ、勝たなかっただけで。もしね、民主党が2大政党の一役を担うのであれば、こんなちんけな「自民党に(かろうじて)勝った」なんて数字でなく、60以上の数字が取れていなきゃだめじゃん。それがこんな数字で「大躍進」なんて、大本営発表じゃないんだから。 今の民主党は、勝手の社会党と同じのただの受け皿政党、2大政党ではなく一か二分の一政党じゃない。本当に自民党を上回る議席、取る気有るのかなぁ〜。 |
●2004年7月8日 Thu そうなのかよ! |
いくらフカキョンだからって、あの「南くん」は無いんじゃないかなぁ。全然本筋に入らないじゃない?で、はじまって30分しても仲々小さくならないので、テレビ切っちゃいました。 昨日の堤オーナーの発言は、小倉智明さんでなくても、このわたくしめにしても大ショックだったわけで。でも、関東に住んで居らず、テレビ埼玉も見られない愛知県に住むライオンズファンはどうすれば良かったのでしょう?年に1回あるかないかの名古屋ドームの試合にも行けず、どうしようもないわけで。 中日も含め、セリーグ6球団はもっと「セパ交流戦」なども含め、もっと柔軟に考えてほしかったなぁ、と言うのがいつわざる心境であります。だって今日の中日新聞に、「セリーグが10球団になると、中日が巨人をやっつける試合が少なくなるから、やだ」なんてガキみたいなコメントが載ってたけど、そういう自分本位、自分のチームさえよければいいという姿勢が、Jリーグの「百年構想」に負け、じわじわ観客動員数の逆転現象が起きているんでしょ。だから政治もそうだけど、今までの体制ではほころびが出ているのだから、こうすると良くなるだろうと、もっと全体を見て、チーム任せにせず、ファン一人一人が考えていくべき好機なんだと思うんだけど。 今しかないよ、ナベツネ政治から「野球」を取り戻すのは!! |
●2004年7月7日 Wed さらば八事の灯よ |
先日、実は妻には内緒で(別に秘密にしているわけではなく、ただ単に言っていないだけ)八事に行ってきました。 何をしに行ったかというと去年の9/3のこの欄に書いたのだけれども、我が心の原点、名古屋市は「八事(やごと)」のメリーポピンズというジャズバーにまた行ってきました。その時にも書いたのだけれども、西みほさんというシンガーの方の声が忘れられないと書いたら、親切にも教えていただいた方があり、それで平日ではあったが7/1に行ってきました。 でもね、八事の町に5年間(大学の4年間+α)住んどって色々思い出が有りすぎるほどあるわたくしめにとって、あの八事はわたくしめの知っている八事とは別物だと言うのが実感でした。 学生時代に大変お世話になった飲食店の「えびすや」「うれしの」「fine doll」が全て潰れ、「松屋」「すき屋」なんていう牛飯屋(豚丼だけど)が知らないうちに出来たり、八事交差点角の「ファミマ」が入っていたボロビルが潰れてあたらいいビルが出来たりと、全くわたくしめの知っている八事とは別世界でした。 大体我が母校中京大学だって、通りの反対側に別館を建てたり(要らないだろうに!!)と、全く変わった様子を見て(昔は夜中に忍び込んでも何にも言われない大学だったんだけどなぁ〜)、もうここはわたくしめの知る八事ではないなぁと思わされました。 それに今日の目当てであるメリーポピンズだって、その頃は格好良くて夜中までやっているジャズ喫茶だったんだよ。それがいつの間にかジャズバーになっているわけだし。 でも、西みほさんの歌は良かったなぁ〜。店の雰囲気はあの頃とあまり変わらず良かったし。 |
●2004年6月20日 Sun 愛・藍・遭い |
それにしても、「あるある探検隊」しかネタがないレギュラーがワーナーホームビデオのCMに出れたというのは、ほほえましくも涙ぐましい話ではあるが、あの第1級アイドルだったはずの松田聖子が名古屋の、それも名古屋でも半分の人しか知らないような「質ウエダ」のCMに出ていたのには、悲しみしか覚えなかったなぁ。ちなみに愛知県以外の人のために説明すると、名古屋人にとって東京の有楽町に進出した「コメ兵」が中古専門店のメジャー級だとすると、「質ウエダ」は知る人が知る程度の3Aか2Aクラスの中古専門店(ちなみに1Aは「堀田商事」)なのよ。そんなCMにあの松田聖子が出るなんぞ、悲しい現実だねぇ〜。 それはともかく、先ほどNHKスペシャルで、バチカンがイラク戦争回避のために動いていた話を特集していた。 わたくしめもキリスト教徒ではあるが、いわゆる「プロテスタント」と言われる種類に属する者なので、ローマ教皇が何を言っても別に気にする必要はないのだけれども、最近日本人司教のエッセイ集をずっと読んでいて(そのうち「ほんほん」で紹介します)、その方寄らない物言い、しかしちゃんと聖書に基づいた直言に引かれていたのだけれども、そのバチカンがそのネットワークを駆使し、開戦の前日まで戦争回避のために、イラク、国連、そして米国の当事者(もちろんすべて元首・代表クラス)と掛け合っていた様を見て、ブッシュが神の名前で始めた戦争とはいったい何だったのだろうか、ということを改めて考えされられた。 先ほどの日本人司教の本の中にも、「ブッシュ大統領とわたしの神理解は異なる」との単元があり、 「神ほど真理と正義を求めるものはいないだろうが、しかし、わたしの信じる新約の神は、そのために力に頼ることはしない。忍耐深く人間の心に訴えかけていく。その道を生きたのがキリストである。」(「しんげん」森一弘著2004年4月女子パウロ会) とあり、わたくしめもこのことには大賛成であります。 |
●2004年6月8日 Tue あなたの病気はなんですか?! |
だからね、PTSDというのは1ヶ月以上経たないとPTSDとは認められないってニュースが、こないだあったでしょう。元々PTSDというのは、ベトナム戦争から帰ってきた人たちが、帰国後も夢でうなされたり、突然発作が起きたりしたことからつけられた病名だもんで。 日本の病理心理学は実質ここ10年しか発達してないもんでみんな言いたい放題に言っているけれども、なんでもかんでも病名つければ済むって言う問題でもないでしょ。 今の日本は空前の「シンドロームシンドローム」だと思う。みんなが他人に病名つけて、精神病に追い込んで、それでよしとしている。要は相手をそれだけ追いつめていると言うことなんだけれど、その米国型勝者・敗者はっきりさせなきゃ気が済まない風土って言うのは、いったいどうなんだろうねぇ。 元々の日本は「負けて勝つ」理論が栄えてたはずなのに。 何故米国式の「焼肉定食」社会しかだめなんだろう? ↑ここに突っ込みを入れる。 |
●2004年5月31日 Mon 反米って、いろんな意味があると思う |
実は先日、やっと話題の映画「ボーリング・フォー・コロンバイン」をCSで見た。内容は皆さんご存じだろうが、その中で面白いトピックスをしていた。それは、カナダである。 カナダはご承知の通り米国とは非常に似た国であり、冷戦時代は米国の一部のような働きをし、同じ国境を接していると言ってもカナダとはメキシコでは、米国が接する態度は180度違う物である。そんな米国と何ら変わらない国と思いがちなカナダであるが、銃による犯罪が米国の10分の1以下だというのである。では銃が無いのかというとさにあらず、狩猟が盛んなので米国に負けず劣らずのかずだけ銃はある。失業率が低いのか?それもさにあらず、米国よりも高いところもある。ではなぜ犯罪が少ないのか。 カナダでは一般的にドアに鍵をかけない。「何故かけるの?」と言われてしまう。それが田舎だけでなく、トロントのような大都会でもそうだという。それだけ住民相互の信頼が厚いと言うことである。それでは何故米国だめなのか? 曰く、米国白人はこの新天地で原住民(インディアン)を殺し、旧宗主国英国人を殺し、アフリカから連れてきた黒人を抑圧した歴史があり、現在も白人以外の人々(含む我々黄色人種)に対し、敵対心とおそれを抱いているというのである。だから当然のように銃を所持し、自営のための発砲したいのだという。そして何か事件があると「犯人は黒人」と報道されるという。真犯人がは白人青年でも。 最近の日本は、この点でアメリカナイズされている気がする。何か事件があると、すぐ「外国人風の」で片付けられてしまう。 |
●2004年5月30日 Mon まるなげ |
うちの子でも口ずさんでいる例の「ピクミン」の曲に踊りができるという。 全作の「ピクミン1」のあの例の歌は、独特な歌詞と物悲しげな曲とで大ブレーク寸前、どの魚屋・スーパーの鮮魚売り場でも流れていた潜在的大ヒット曲「おさかな天国」に話題をかっさらわれた経緯があり、今回の踊りまで含めたメディアミックス的(?)売り方は、注目に値するか、それとも早々に消えてゆくか。。。。 ところで本日偶然、NHK−BSで、モンゴルの「マンホールチルドレン」の話をやっていた。でも、いまやマンホールにいるのは孤児の「チルドレン」ばかりでなく、何世帯もいたり、子供が十数人固まっていたり、ゴミ処理場には老いも若きも野良犬に混じって漁っている姿はすごかった。 中でもラストに出てくる元夫婦なんかはモンゴルの悲しい現状を示していると思う。 夫の家は共産主義崩壊直後、牛乳農家としていち早く転換し、それなりに結構稼いでいる。それに対し妻の実家は前述のごとく「マンホール」。何があったかは語られなかったけど、妻が夫の家を出て、自分の実家に生まれたばかりの娘を連れて帰ったのだけれども、「そんなところにうちの大事な孫を連れられてたまるか!」ということで、夫の家で何年も暮らしている。だからひさびさに「おかあさん」に会っても、だっこしたりキスしても、「誰か知らないおばさんになんか言われている」と娘もおびえている。そんな実の娘を見て、「なんで自分の子供にキスできないの?わたしは生きていてもいいの?」とやけ酒を飲み、周りの人にぐだを巻きながらマンホールの中に消えていってしまった。 計画経済で保証されて弱者という物がなかった社会主義体制から、一夜にして弱肉強食の資本主義世界に放り投げられた人々、その貧富の格差は、ますます広がるんだろうなぁ。元々資源があるわけでも、鉱工業に長けているわけでもない国だし。それをどうしようという気は、国も誰も何にも思わないんだろうなぁ。 |
●2004年5月24日 Mon あめふりつづきますが |
結局、小泉さんにとっては「拉致事件」というのは、とっとと解決したい懸案事項の一つに過ぎなかったって事なんじゃないの。それほど力が入っていた風にも見えなかったし。 実は先週の土日は、うちの教団が岐阜県の根尾村に持っている「根尾クリスチャン山荘」という所にうちの三好キリスト教会のみんなで行って、みんなでバーベキューを楽しんだり、日曜の礼拝をそこで持ったりしたわけでした。 何が言いたかったかというと、今年は梅雨入りもしていないのに(いつ梅雨入りするのだろう)、でもすでに梅雨入りしたかのように2〜3日おきに雨が降り、その日も夕方から雨の天気予報だったのに、現地についてバーベキューをして、部屋の中に入ろうかなぁ、と思ったときにちょうどポツポツ雨が降り出したこと。いやぁ、神様は守ってくれたなぁ〜。 だってその日は、1時間後から朝までずっと土砂降り雨が続いたもんだ。それなのに、バーベキューの時だけ守られたというのは、本当に感謝だったよ、全く。 しかしね、そこで教えられたことはそれだけじゃないのよね。 そこのキャンプ場を管理されている方に、色々な草花を教えていただいたのだけれども、その多くが以前だったらどこででも生えているような花らしい。それを人間が管理できなくなったもんだから環境省の「レッドデータブック」に載るような羽目になってしまっているような花がいくつかあるらしい。だからといって特別に世話が大変とか言うことではないようなんだけれど。 いやいや、でものんびり過ごせて感謝でした。 (雨で少しく寒かったなぁ〜) |
●2004年5月10日 Mon 捨ててこそ^2 |
ニュースで見たけど、皇太子のあの一言は、やっぱ効くなぁ〜。 ところで実は、前回の続き。 先日我が家が入っているCATVは「キッズステーション」というCS局が見られるのだけれども、そのチャンネルでは去年からずっと往年の「世界名作劇場」のダイジェスト版を放映している。あの「ラスカル」や「フランダースの犬」やっていたのだけれども、こないだ「トラップ一家物語」をやっていたので早速ビデオにとって、娘共々見てみた。ちょっと難しい話かもしれないけれど、前述の通り「サウンドオブミュージック」を見たばかりなので5歳の子でも面白く見られたのでした。 しかし、こちらの話の方が原作に近いらしいけれど(そりゃそうだ)、マリアが修道院に帰ったのは恋の話ではなく一番下の子供が肺炎になりかけたからだとか、国境を越えたのはヒットラーの御前で歌わされそうになったからだとか、結構話が違うんだね。ただ、ウィーンに住む伯爵夫人(映画では男爵夫人)と結婚話があったり、笛で子供達を動かしていたりとかは同じだった。 まぁ、考えてみれば、米国的な一点豪華主義映画と対比すれば、考えるまでもなく違うのは明らかなんだけれど。 |
●2004年5月9日 Sun 捨ててこそ、浮かぶ瀬もあれ |
結局、福田さんはもう疲れたのでやめたくなったのではないのだろうか? ところで我が家のゴールデンウィークは、BBSにも書いた通りどこの遠出もせず、家の近所で過ごしたのだが、実は雨の時に備えてレンタルビデオ屋でDVDを借りてきたいたのだった。何の映画化というと、かの有名な「サウンドオブミュージック」で、歌がいっぱいあるし、こどもも出てくるし、楽しい話だし、DVDなら日本語吹き替えもあるし、と思って借りてきたのだった。 歌はさすがに日本語吹き替えはないんだね。(できないか)でも、歌詞の意味がよく分からないうちの娘(なんと言ってもまだ字幕が読めない)でも、あのコーヒーのCMに使われている「growing up 17」を口ずさんだり、結構楽しんでいた様子で、わたくしめにしても「growing up 17」や「Crime every mountain」なんかがこの歌だって事に気づかされたりで、結構楽しみました。 ただ、ミュージカルが元だって事もあるんだろうけど山岳の逃亡劇なんかはまるっと無しだもんで、当時だとしても日本だったら大いに取り上げる場面だろうなぁと思ったり。でも今見てもそれなりに面白かったでした。 |
●2004年4月22日 Thu 生まれました! |
またしても、うちの子にとって衝撃的なニュースが入ってきた。 なんと、あの「ミッフィー(若しくはうさこちゃん)」に妹若しくは弟ができたというのだ。 邦訳はまだ出ていないけど、うちの娘は「絶対に妹!」と言って譲らないのだが、次回作でも出ないことには男か女かどちらかは分からないという。 (ひょっとしたら次回でも分からんかったりして) 鈴木あみの復活といい、最近はいい話もボチボチかな。 (↑はそんなにいい話か?) |
●2004年4月19日 Mon 古館はうるさい!! |
政府関係者でなくても今回の件、わたくしめでさえも「本当に事件なの?自衛隊を撤退させたいがための作り話じゃないの?」と思ってしまった。それが本当に誘拐事件なんだと思ったのは、韓国人牧師達が釈放されたというニュースを聞いてからだった。 だってさ、あの3人は、ちょっと昔であったら「左罹った」人たちと、一括りにされるような人たちでしょう。ボランティアと、朝日新聞記者なんて。 いやね、ボランティアが悪いとは思わない。けど、政府が言っている「自己責任」というのも考えるべきなんじゃないかと思う訳よ。 今日の中日新聞(東京新聞)に、政府の自己責任発言に対し、政府が事実上管理するモノで、これは「報道の自由」を侵害している、と書いてあったわけ。 でもね、たとえば米国CNN、英国BBCというのは、それぞれ強い軍隊力に裏打ちされたモノがあるから、平気の平の字で地球の裏側まで記者を派遣させてる訳よ。ところが日本にはそれに値する軍事力はない(一応問題児の「自衛隊」はあるけど、いくら邦人のためとはいえ、米国みたいに一夜で地球の裏まで軍隊を派遣させることなんてできないし)。 あるとしたら、それは日本の経済力にものを言わせた行動、いわゆる「平和を金で買った行動」に過ぎないんだよね。だから今回、イスラム教の指導者が日本人救済に尽力を尽くしたのは、米国占領後のイラク復興のためにはどうしても日本のお金がほしいから動いた訳じゃない。だとしたらその「経済力で裏打ちされた国」のジャーナリストはどうすべきなのか、米英のように国の軍事力に頼れない国はどうすべきかと言えば、やはり政府の言うように、「自己責任で行く」しかないんじゃないの?(もしくは組織の責任で) ところで話は変わるけど、「ひょうきんベストテン」に出ていた長野智子は、本物のジャーナリストになろうとしているんだねぇ〜、としみじみ感慨深げに思ってしまったのは、わたくしめだけだろうか。 |
●2004年3月26日 Fri STATION TO STATION |
今日ラジオで宮地ゆきおが番組の中で、「もう一回江角マキコをCMに使えばいい。「わたしも出来ました!年金は一括で払っても大丈夫」というCMを作ればいい」と言ったのには爆笑したけれど、なんだかんだ言いながら「男はつらいよ」と「白い巨塔」を交互に見ていたので、ラス2のNステを見るのを忘れていた。 辞任会見の時に久米宏が「こんな番組、1回目からずっと見ている人なんていない」と言ったけど、わたくしめはそのいないはずの方の人間で、第1回の時にどこかの祭りからの生中継をしていて、その地方局の人がエアモニをつけていなくて会話が成り立たないのにいらつき、「ベストテンの時にイヤホンつけろってあれほど言ったのに」と偉そうにぶっていたのも明確に覚えている。 なんだかんだ言ったって視聴率競争の最下位争いをTBSと(テレ東でないところが味噌)競っているテレ朝にとって、NステとMステは頼みに綱だったのに、それを久米は切ってしまうんだねぇ。切った後どうするんだろう。Nステ始める前の週10本のみのもんた状態には、まず成れないだろうしなぁ〜 |
●2004年3月9日 Tue これが、エルモの世界だ! |
週末横浜に行く機会があったので、新横浜のラーメン博物館に寄ってみた。一つのビルの中(地下)と言うこともあり、思ったよりも狭かった。昔風の町並みが続くのだけれども、なんかせまっこいし、さらに有名店の行列が出来て狭い通路がさらに狭かった。時間がなかったので食べ歩くことも出来ず、1つのお店しか寄れなかった。でも、確かにおいしかった。娘も駄菓子屋のくじでもらえた指輪で喜んでいたし。 ところで、うちの娘(4歳)にとって重大なニューズが舞い込んできた。なんと、この3月でNHK教育テレビの人気番組「セサミストリート」が打ちきりになると言う。娘は「せっかくおうちにエルモの人形もあるのに〜」と、大変残念がっていた。NHKとセサミワークショップとの意見の食い違いらしいけど、NHKとしては、セサミのキャラクターを独占できなかったことが悔しいのではないか、とわたくしめは睨んでいるのだけれど。 せっかく教育テレビでエルモ人気が出てきたのに、それがUSJや、DIONなどにも簡単に使われてしまっている現状が赦せなかったのでは、と。 秋からテレビ東京系で違う趣向で始まるらしいけど、どうなんだろう。昔「マペットショー」というのをカエルのカーミットが主演でやってたけどすぐ終わっちゃったしなぁ。 |
●2004年3月2日 Tue ねぎ、うめぇ〜 |
先日知り合いの小学6年生の女の子に「キムタクって結婚してるの」と訊かれたので、「奥さんは工藤静香だよ」と答えたら、「誰それ?」と言われてしまった。写真を見せても「知らな〜い」と言われたしまった。 その話を職場でしたら、会社の20歳の女の子は、哀川翔とギバちゃんが同じグループに居たことはおろか、一世風靡セピアすら知らないという。 まあ、何という怖い時代になったことなんでしょう。。。。(怖) 京都の例の養鶏業者は、たぶん、あの調子で最後まで「あ〜あ、悪かったねぇ〜♪」という言い方をして、自己破産をしてそれで借金を帳消しにしてもらって生きていくつもりなんだろうなぁ、たぶん。むかつくけど。 あんなのが居るからニワトリが喰えなくなるんじゃない!!! これから先、何喰えばいいわけ? 「貧乏人はネギを食え」とでも言われるのだろうか? |
●2004年2月22日 Sun 松田聖子は洗ってないし、片付けもしていない |
我が家は今、うちの4歳の子と2人で「あるある探検隊」ごっこにはまっている。いやぁ、あのおもしろさは衝撃的だったなぁ、全然おもしろくないんだけど。 ところで、なんて言う名前の組だったっけ? しかしあの、三重県の神社は赦せんね。いくら他人様の「野良ニワトリ」を引き取ったモノとはいえ、保健所が安全宣言を出したあとに焼却処分をお願いしただなんて。 神社側は「参拝者に被害が及ぶといけない」とか何とか理由をつけているけど、本当はこの機に乗じて処分したかっただけなんじゃないの?大体、日本の鳥インフルエンザで人間に被害が及んだ例はないわけだし、それをこの「インフルエンザパニック」に乗じて。 大体そんな無益な殺生をして良いのか?どんな神様がまつってあるのか知らないけど、許されるのか?そんなところに参拝して御利益あるのか? あたしゃ一生神社なんか行かないからいいけど。 |
●2004年2月19日 Thu あ、「よろしく哀愁」だぁ! |
ところで50光年先で巨大なダイヤモンドの固まり星が見つかったらしい。 でもそれってね、わたくしめは驚かなかったよ。何故かというと、たぶんもの凄く多くの人は「2001年宇宙の旅」をご存じだと思うし、まあまあ多くの方は続編の「2010年宇宙の旅」もご存じだと思う。でもね、それに続編があるのをご存じだろうか。「2061年」という本なんだけれど、その中で太陽になった木星(文中では「ルシファー」という言い方もしている)の衛生の中のガニメデ(じゃなかったかなぁ)が、それこそダイヤモンドの固まりで出来ている星である事を発見、その後そのダイアモンドが「デビアス」を崩壊させると共に、「星間エレベーター」をコーティングするために用いられることが記される。 さてその続編「3001年」では。。。。。と、こちらはまだ読んでいない。 でね、そのダイアモンドの固まり星を見つけた時、地球への暗号電文が「ルーシーは空で見つけた」だったんだよね。もちろん出典はビートルズの「サージェントペパーズ&ロンリーハーツクラブバンド」の中の「Lusy In The Sky with Diamons」なんだけど、「2061年」のなかで「よくそんな古典知っているなぁ」とからかわれているけれど、今回の発見者はたぶんそこいら辺もよく知っていて星の名前に「ルーシー」と名付けたのではないだろうか。 ところで、表題はTOKIOの長瀬が出ている車のCMで、長瀬が口ずさんでいる曲が分からなくって、ずっと気になっていたのよねぇ〜。 |
●2004年2月12日 Thu 「丘、メジャーをめざせ!」 |
そうそう、前回とんでもない間違いをしてしまったのだ。 「「お蝶婦人」より年上に見える丘ひろみ」と書いたのだけど、あの「お蝶婦人」って、そうじゃないかと思っていたけど、あの「ガラスの仮面」で天才子役安達由美と対張っていた旧:松本恵(現:松本莉緒)だったとは!でもね、色々あって芸能界一回りして出戻ってきた割にはパッとしない演技だと思うのはわたくしめだけだろうか。 でね、昨日(2/11)うちの子と一緒にテレビを見ていたら、偶然にも「BSおかあさんといっしょ」を見てしまった。でもね、ありゃひどいなぁ。セットもチャチいし、なにより子供がだれもおにいさん・おねえさんを見ていない。いつものメージャーの(教育テレビの)おにいさん・おねえさんで無いのもあるけど、子供にバカにされて振り回されていた。辛うじてメジャーと同じくスプーが居るのでどうにかなっているけど、みんなスプーにくっついているし。 でも一番ひどかったのは体操のおにいさん役の男の子。踊り(体操)にキレがないし(だらだらやっている印象が強い)、ありゃ子供がみんなついていきたく無くなるぞ!あんなんだったら、いつまでもBSどまりで、メジャーには上がれんなぁ。 |
●2004年1月30日 Fri インフルエンザにご注意を!(とり) |
「エースをねらえ」はテレビ朝日開局45周年記念番組なんだね。いやぁ、どうせNETテレビの45周年記念だっって言うんだったら、日テレで放映されていた「エース」よりもあたしゃ「キャンディー・キャンディー」の実写版が見たかったなぁ〜(いい加減にしろよ!いがらしゆみこ!!) それにしても「お蝶婦人」よりも年上に見える「丘ひろみ」っていうのもへんだし、なによりマンガ(アニメ)だとお蝶婦人とひろみの背の高さは倍ぐらい違うように写るんだけど、ありゃ上戸彩の方が大きくないかい?といいつつ物語を知らない4歳児と(妻は「つまらん」とふてねしていた。)と、「もう来週はダブルス組むの?」と結構楽しく見ていた。 さて、このところ我が家の話題といえば年明けにヤマハが発表した新しいエレクトーンのこと。 世の中ではピアノとともに、「出来ればすごいけど、子供のときに習うもの」止まりであろうエレクトーンだが、我妻の嫁入り道具は何は無くてもエレクトーン(HS-8)で、我が家にも狭いアパートの中の一番のいい部分の部屋の真ん中でその存在感を示している。そのエレクトーンが新しくなるというCMは最近よく流れるようになって来た。で、昨晩ワールドビジネスサテライトでその新機種「ステージア」(日産車かい!)をやっていたのだけれど、ある意味思ったとおりで、ある意味面白みが無いなぁと思った。「思ったとおり」というのはこんな冷蔵庫一個でもIPをつける時代だもんで、パソコンを内蔵させたようなものになるだろうと思っていたけど、そのとおりだった。数年前からCASIOのキーボード(なぜかここがシェア1位!)が携帯電話を会して新曲をダウンロードできるようになったもんで、そんなんで無く、直接やり取りするものだと思っていたが、将来的にはそれ以上に機械自身のバージョンアップもさせちまおう(ソフトの話ね)ということらしい。そこまで出来るとは! 「面白みが無い」というのは、ハードディスクが大容量であり、何千パターンも記憶でき、必要あらばいつでもヤマハとアクセスできるわけだから、奏者自身で音色を作ることが出来ないらしい。(その必要が無いということらしい)確かにエレクトーンは高額商品なのでみんなが持つようなものでなく、楽器をやるのも子供時分で大人になってからはあまりやらないし、子供だっていまどきの子供は忙しいからやりたいことはあるし。かってのようには売れていないのが事実(これから少子化だし)。そのなかで誰でも簡単にプロ気分を楽しめるというのは確かにentryとしてはよいのだろうけど、河合楽器の「ドリマトーン」、テクニックスの「テクニトーン」などを蹴散らし、いまや電子オルガンでは事実上の1社独占状態なわけで、これからの「エレクトーンという文化」を作り上げなくてはならないヤマハ(旧:日本楽器製造)としては、昔のレバー式電子オルガンに戻れとは言わないけれどもう少し職人気質(カスタマイズ)できる機体であってほしかったなぁ、と思ったのだけれど。 と、これだけ偉そうな事をゴトゴト言っといて俺、指一本引けないんだけれどね。 |
●2004年1月21日 Wed YOSHIGYU Forever!! |
加護と辻がこの時期にいなくなるというのは、つんくとしてはかなり思い切った方策だと思う。しかしかといってゴマキのように旬を逃してから独立させるのは忍びないとでも思ったのであろうか?旬のうち、まだ娘。を引っ張っていく段階のうちに独立というのは、かなり痛し痒しだと思うし、なんと言ってもあとの残りに誰が残るのか?ひょっとしたらこのまま娘。崩壊にもつながりゃあせんかい、ということなんだけど。 ま、そんなどうでもいい話はともかく、先日近くの「牛丼の吉野家」に行ってきた。 惜別の意味も込めて行ってきたのだけれども、昼時はやっぱり混んでいた。でも回転が速いのですぐに座れた。 カレー丼がすでに新メニューに入っていたとは知らなかった。(まだだと思っていた)それに「朝定食」が一日中食べられるようになっていたことも知らなかった。あの「朝定食」が食べたくて朝よく行ったりしたもんだけど、いざ「一日中食べられます」と言われると、引いてしまうのは何でだろう。 それより何より、「太古吉牛は太陽であった」。 わたくしめが高校になるぐらいに、初めてのコンビニ「7−11」が出来たのであった。それまで深夜でもやっている店といえば、どんな都会の真ん中でも開いているのは「吉牛」と「デニーズ」だけだった。デニーズはおしゃれかもしれないけど、コーヒー一杯で何時間も粘るために存在し、吉牛は深夜でも安価に腹の足しになるようなものを詰め込むのために、弱者のための店として存在した。中島みゆきの曲に「夜明け間際の吉野家」が出てくる背景はそういった側面があるのである。その、コンビニのない当時を知るものの惜別の思いとして(別に閉鎖される訳じゃないけど、やっぱり牛丼がおいていない吉野家なんて。。。)いろいろな万感の思いを込めて行ってきたわけだけど、とにかく吉牛なんてそんな浸る時間が無く牛丼が出てきて、食べて、帰ってきました。 うまかったけど、これってBSE大丈夫だよねぇ〜 |
●2004年1月4日 Sun ボブよりサブ |
というわけで、新しい猿年も始まりまして、今年1年もどうぞご贔屓に、と言う意味も込めて、大晦日の中日新聞愛知県内版に載っていた、ニュースステーションでも度々話題に上る「富山村」の話。 この長野県境の愛知県富山村がなぜ全国ニュースの「度々話題に上る」かというと、村の人口は二百余人、日本で一番人口の少ない村(離島を除く)なのである。その村でこの度任期満了に伴う町長選挙があるそうな。 人口二百余人の村なので、当然平成17年の「平成の大合併」に際しては他の町との合併があるのだが、それまでの1〜2年の間の村長は誰が務めるべきかと言う話なのである。何も現職がそのまま続ければいいと言われるかも知れないが現職は現在75歳、いくら田舎の町長とは言え色々あるのに体力的にこれ以上村長を続けられる訳もなく、今期限りの引退を宣言している。他の町村出身の人間が村長になって村を荒らされたり好き勝手にやられたりしたら、それこそ合併に関して色々大事な事を決めなければ行けない時期に大変なことになってしまう。かといって村制に詳しい助役などが出馬するとなると、あと任期が2年しかないことが分かっている村長になって今後合併後の町役場の職員としての地位を「投げ出してでもやりなさい」とも言えず、大変困っているそうな。 村唯一の売店であり憩いの場所でもある「村営喫茶店」の今後も含め、大変興味深いことだ、と思ったのはわたくしめだけでしょうか? |
●2003年12月26日 Fri それいやぁ、亜星の一人勝ち〜 |
クリスマスに色気のない話で恐縮だが、例の話で小林亜星は、完全勝訴になっているらしい。 昨年、今までのいわゆる服部氏との「記念樹」裁判に最高裁での確定した判決が出た上に今回、民事上でフジテレビなどに対して賠償責任があるとの判決が出た。聞いた話ではその前に、「もう学校の卒業式などで、間違っても「記念樹」を唄わないように!」という文科省からの通達が全国の学校に行っているそうな。 でもね、気を付けなければいけないのは、小林亜星氏は今JASRAC(日本音楽著作権協会)の会長であること。ひょっとしたら小林氏の今回の行動には色々裏があるのでは?それにこれだけ訴訟好きな人が「会長」と言うのもかなり困ったことでもあるのだが。 |
●2003年11月29日 Sat やっぱりだめか |
なんて↓に男子バレーを持ち上げた記事を載せた途端 1勝もせずにズルズル、 韓国戦でも惜敗とはおよそ呼べない成績で終わってしまった。 ましてや欧羅巴チームの相手だなんて出来やしない。 やっぱり日本男子はだめか。 加藤君ももう少し頑張ってくれると思ったのに、 最近出場する度に疲れが増してるもんなぁ〜。 ところで昨日の「Mステ」、 いくら地上派デジタルが始まったからって、 アノ画面は鬱陶しいよなぁ。 まあうちはオートワイドで上下カット補正できるからいいんだけど。 |
●2003年11月22日 Sat けっこう見てます |
実は見てます。男子バレー。 常勝日本女子バレーと違い、 ここ何年かはあまりにも日本男子バレーが弱すぎるので、 見ていられなかったのだけれども、 セリエA所属のわたくしめの好きな金城武のような顔立ちの キャプテン加藤君や山本君らの活躍による、 かなり世界に通用する(相手にしてもらえる)バレーは、 見ていて結構わくわくする。 だいたい華やかさのある女子バレーと違い、 男子バレーは、たとえば米国チームなんか見ても分かる通り 格闘技的な性格を有しているわけで、 本来はもっと面白いと思う。 でもね、 日本でやっているワールドカップだもんで無条件で日本が出場できるけど、 それにしても今までの日本男子バレーは見ていられなかったほどひどかった。 それが今年はなかなかいい調子だもんなぁ。 さすがに強豪米国セルビアには勝てんかったけど。 もうちょっと見られそうだなぁ〜 |
●2003年10月28日 Tue まったく、どうなるの? |
実は以前も話題にしたことではあるのだけれど、、本や漫画などの出版物にも貸与権が認められるらしい。レンタルCDやビデオについている、著作権料についての例のアレである。 そのことについては以前、「何という浅ましいこと、古本屋や貸本屋なんてのはそれこそ手塚治虫の前の時代からあるわけだし、それを最近の中古ゲームソフトの販売訴訟に絡めて、同等に権利を主張しようと言うのが許せないと思う。だいたい日本の出版物は「再販売価格維持制度」があるため、それこそ高値安定であるのに、それにあぐらをかいているにもかかわらず更に権利だけを主張しようと言うのは、誠に言語道断浅ましい限りだと思う。実入りが少ないんだとしたら、それは出版社との話し合いの上での話であって、我々読者には全く関係ないわけだし。」と書いた覚えがあるのだけれど、記事をみると、昔からの中小貸本屋には当てはめず、大手レンタルビデオショップなどが行っているサービスに規制を掛けたいようだ。そんなことを言っても昔ながらの貸本屋なんてほとんど無い時代、規制はほとんどの会社に引っかかるのではないだろうか。 そのうち漫画喫茶で1冊読むだけでも100円取られたりして。そうなったら漫画喫茶なんか廃業せなならん。ブックオフもうかうかできんよ。 でもこの記事、日経しか載ってなかった。 |
●2003年10月7日 Tue 見もの? |
ジャイアンツの原監督電撃引退(解任)で、後任がなんと堀内に決まった。そんなジャイアンツを誰が見たいと思うのだろうか、と思ったら、なんと中日の監督にあの「一匹狼」落合が就任するという。 最初「落合が監督になる」と聞いて、ピッチャーの落合英児が就任するのかと思っていた。それくらい監督が似合わない人だけど、過去ちゃんと中日にいた実績もあり、名古屋に住んでいた経歴もあり、確かに申し分ないとも思う。 阪神に「中日一筋」星野仙一が監督になったりと、意外性が当たり前の時代、バカみたいに「伝統の」と強調するどこかの球団が、意外性のかけらもない、テレビで見ていても面白くない監督を担ぎ出した、それに比べれば、何百倍も面白いと思う。 その分、(また正式には監督就任してないけど、)中日が面白くしてくれそうかな、と思ったりナンカしたりして。 ところで、結局川相はどうなるの?可哀相に。 |
●2003年9月30日 Tue いや、はや、 |
全く持って遊んでばかりいるようですが、先日はちゃんと家族で出かけました。鳳来まで。 住んでいるここ三好町は、愛知県の真ん中ら辺なのですがそれにしても鳳来町は遠かった。新城まではすぐなんだけど。で、湯谷温泉でその日に入れる温泉に入りました。 その立ち寄り湯は女性風呂と混浴の2つしかなく、男性はもちろん混浴の方に入るわけですが、まさか混浴とはいえ女性なんか入ってくるわけなかろう(うちの妻子は迷わず女風呂に入りました)、と思ったのは大間違い。例のお風呂用タオルを巻いて大学生ぐらいの女性2人が入ってきたのでした。 小生、別に見せて恥ずかしいものは何一つ持っていないので別に堂々としてればいいのだが、相手としては別に見たくもないであろう。また、こちらも相手を見ても別になんともないのだが(タオルも巻いているし)、でも若い女性だからあんまり見ると失礼になるかなとも思うし、などと考えていると、何とも窮屈な風呂になってしまった。 風呂から川面が見渡せて結構いい感じなお風呂ではあったのだけれども、見知らぬ、また若い異性が入ってくるような風呂というのは、何とものんびり出来ず、リラックスしに行ったはずだったのになぁ〜、と思わずにいられませんでした。 <次回からはまともな話。> |
●2003年9月18日 Thu また名古屋、ですか? |
三重県から始まって、 名古屋港9号地(地名は潮見町)、東海市と 何となく近づいてきていた気がしたんだけど、 その後栃木で大きな火災があったので もうこの辺では何もないと思っていたんだけど。 次はTOYOTA辺りの何かがナンカしたりして。 順番だとそうなる? イヤだねぇ〜 |
●2003年9月5日 Fri いんたーみっしょん |
全くもって遊んでばかりのようであるが、これでも一応働いていて、アフターファイブに久しぶりに泳いでみた。 豊田サッカースタジアムの地下に25M5コースぐらいの簡単なプール(子供用の流れるプール有り)とちょっとしたジャグジーやサウナがあるスペースがあり、2時間500円。でも2時間も居れんかった。何年かぶりにちゃんと泳いだり、水中ウォーキングとかしてたけど、最近車に乗ってばかりでめったに歩くことのない生活なので、少しバタアシしただけで足がふらふら、足腰がかなり弱っていることに気付かされた。 帰りに妙にラーメンが食べたくなって、本新町の例のバスラーメンに勇気を出して行ってみた。でもなんと言うことはない細面(九州タイプ)の豚骨味で、替え玉までしてしっかり頂きました。 |
●2003年9月3日 Wed KILLING ME SOFTLY WITH THIS SONG! |
鬼の居ぬ間の心の洗濯(?)、8月最後の金曜日に、妻子が実家に帰っているのをいいことに何十年ぶりかというぐらい久しぶりに名古屋は一番の繁華街栄に出て一人遊びをした。初めて見たオアシス21は驚いたけど、それはそれ、前々から行きたかった栄のジャズバー「LOVELY」に行ってきた。 NHKから北へ1分ほどのところにあるそれは、歩いていないとたぶん気付かないだろうと思う。でも学生時代から行ってみたかった場所。中にはいるのには一瞬勇気が要ったけど、でもとても楽しく、特に大石学と言う方の繊細なピアノさばきは唸らせるモノがあり、思わず見入ってしまった。 Inter Mission(休憩)が入って、なんか冷めてしまったので、早めに切り上げてかつての場所へと向かった。 ソコは学生時代散々遊び回った我が庭「八事」、その大学そばにある「メリーポピンズ」(仲間内では「メリポピ」と呼んでいた)と言う名前のジャズバー。でも昔(10年前)は学生も入れるジャズ喫茶だった。夜中の2時ぐらいまで営業しているので、慣れないジャズを聴きながらよくコーヒーを飲みに通ったモノだった。 行ったら遅い時間だというのにライブをやっていた。お客は俺以外はみな仲間内だったらしいけど、Vo.の西みほさんという方がやさしく歌った「Smile」や「My Favorite Thing」は、今でも耳に残って響いている。 いやぁ、いい時間だったなぁ〜 |
●2003年8月28日 Thu やっぱ、「秋味」 |
先週ぐらいからやっと「夏らしくなった!」 と思ったのに、 昨日吹く風は秋の風でした。 今年は夏がなかったですねぇ。 と言うわけではないのですが、 今年はとうとう暑中見舞い 出せませんでした。 (残暑見舞いも。。。。) ハガキは買ってあったのですが。。。。。 スミマセン! |
●2003年7月31日 Thu まねっこどんどん |
いま「男はつらいよ」を見ていました。いつも寅さんはマドンナと呼ばれる女性に一方的な恋をしてそしていつも実らずに終わるわけですが、今回の寅さんは何の縁かカソリックの女性と知り合い、一方的に思いを寄せ、その勢いでレギュラーメンバーである実家の近くの寺の住職や子坊主に「俺は今日から耶蘇になる」なんて言ったりするのですが、勿論そんなのはいつも寅さんが女性に夢中になるときの巧言にすぎないのは毎回のパターンですから、見ている人もそんな事は分かって見ているわけです。 昔KGKの夏期学校に出たとき、準備委員の人たちがキャンプテーマの問題提起として、こんなスタンツをやっていました。 4〜5人ぐらいの男女がなにやら話し合い、その後おもむろにみんなで「ブーン」と空を飛んでいる風を装いました。それを離れて見ていた女の子はみんなに「なにしているの?」と訊くと、みんなは「飛行機!」と答えました。それを聞いて女の子は「それじゃあ飛行機のマネをしているだけだよ」と答えたのでした。 するとみんなはまたなにやら話し合い、今度はみんなで車を運転している風を装いました。それで離れて見ていた女の子はみんなに「なにしているの?」と訊くと、みんなは「自動車!」と答えました。それを聞いて女の子は「それじゃあ自動車のマネをしているだけだよ」と答えたのでした。 するとみんなはまたなにやら話し合い、今度はみんなで賛美を唄ったり、聖書を読んだり、個人伝道をしている風を装いました。それで離れて見ていた女の子はみんなに「なにしているの?」と訊くと、みんなは「クリスチャン!」と答えました。それを聞いて女の子は「それじゃあクリスチャンのマネをしているだけだよ」と答えたのでした。 そして「本当のクリスチャンってなに?」と問題提起したのでした。 先程の寅さんはクリスチャンのマネだけで終わりましたが、マネだけって言うのは案外身近にある物なのかも知れません。 |
●2003年7月1日 Tue さよなら、五島の灯よ |
東急文化会館が今日をもって閉鎖されたという。 五島のプラネタリュウムは見たことがなかったけど、わたくしめにとって、華やかな映画全盛期を彩る1コマでありました。といってもそれほど足繁く通いはしませんでした。でも、たとえばNHKホールをメイン会場にして始まった「第1回東京国際映画祭」では文化会館も多くの映画が上映されたし、BUNKAMURAのある今では考えられないかも知れないけど、渋谷という町の知的好奇心を充分に満たした建物でした。 1番忘れられないエピソードは、なんと言っても100人はいるほどの大ホールでリバイバル上映されたマイケル・チミノ監督の「天国の門」。観客は10人いたかなぁ〜。でも画面狭しと人が乱雑に動くシーンなんて、さすがに大ホールで見た70ミリパナヴィジョンの大迫力は凄ったなぁ〜。 まあ、西武系六本木WAVEもない今日この頃だし、大ホール映画館の時代でもないし、東急文化会館の閉鎖は当然と言えば当然かも知れないんだけどね、BUNKAMURAもあるし。 |
●2003年5月14日 Wed よめません!! |
「週刊少年ジャンプ」が読めなくなったのは、確か30歳になってからだったと思う。 今でも勿論読もうと思えば読めるけど、さすがにあの「努力・友情・勝利」の安請け合い&「北斗の拳」や「ドラゴンボール」以降顕著になった敵役のインフレ大増産状態の「週刊少年ジャンプ」についてゆけなくなったのである。 「ワンピース」だって、最初は一介のペーペーの海賊船乗りの話(1巻第1話ではなく、新人コンテスト入選時の1回読み切りモノ)で、これからの成り上がりを期待させ、広がりを見せて面白そうだったのに、連載に際し「努力・友情・勝利」&「インフレ大増産」を無理に組みこまれ、何の変哲もないジャンプらしい漫画になってしまった。その今の安易な編集方針についてゆけなくなったのである。 で、何の話かというと、本屋でいわゆるエロ漫画を見ていたのだけれど、最近どうもそれにもついてゆけなくなった自分に気がついたのである。原因は上記「ジャンプ」の場合と同じだと思う。 18禁のエロ漫画だって、日活ロマンポルノだって、昔はメジャーデビューのための登竜門的存在とされていた時期があり、そこで力を付けてきた人が、漫画誌で言えば「ジャンプ」「サンデー」「マガジン」などのメジャー誌に、映画界で言えば東映東宝松竹などで活躍する(相米慎二監督の「ラブホテル」を見よ!)事もあったのだが、昔の日陰な分野として扱われていた時代と違い今やエロ漫画も1つのジャンルとして確立し、エロ漫画だけでも何とかやっていける時代となり、上記「ジャンプ」のように作家も読者や編集者の望むことしか描かなくなって実力を付けようとしなくなったことが、一番の要因だと思う。 俺がおじさんになったというのも、あるとは思うけど。 |
●2003年4月5日 Sat いい話でした |
1週間も前の話をして恐縮です。何の話かというと、番組改変期にありがちな特番をどの局もこの2〜3週間組んでいるのだけれども、その中で、例の全国的に有名な大田区のゴミ屋敷のゴミを撤去できるかというバラエティーをやっていた。 実は見ていて感動した。 住人の気持ちも分からずに押し掛けるふかわりょうは即刻追いやられ、親身になって話し相手となり、世話を掛け、リフォームも自分から行ったり、心からケアーしようとするよいこの小さい方(すまん、名前が出てこん)には心を開き、最初はゴミ一つ持ち出すにもうるさがった住人が、その親身な姿勢に心打たれ、一緒にお風呂に入ったり、何を捨てても文句を言わなくなったり、彼に物をあげるようになったのだった。 そして、奇麗になったその元ゴミ屋敷に対し、行政(大田区)も2階をどこかの会社の社員寮にするなどし、元のゴミ屋敷にしない心のケアーを行ったという。 これぞ、教会のすることだと思うのは、わたくしめだけなんだろうか。2・11の集会や靖国反対なんかするより、こう言うことをすべきなはずでは?と思うのは、わたくしめだけなんだろうか、と考えさせられてしまった。 |
●2003年3月5日 Wed 線路は続くよどこまでも。。。。 |
実はあれだけ好きだったくせに、その死を知ったのは今日(3/5)付け中日新聞(東京新聞)の夕刊で、ちょっとした氏に対する囲み記事があったからである。 彼の名は宮脇俊三、経歴は今さらここで述べる必要はないので、彼に関わった話を一つ。 氏の代表作であり処女作である「時刻表2万キロ」を当時鉄道マニアであったわたくしめに父が買ってきてくれたのは、小学校の5年生の時だと思う。大人の話も入った同書(文庫本)は、小学生当時は話半分読み流しながらでも無茶苦茶面白く、本がボロボロになり、手垢で真っ黒になるまで読んでいた。そして電車(車両)のみを追いかけていた見た目の鉄道マニア(当時は「ブルトレブーム」だった)ではなく、氏の紀行文のように、周囲に目を向け、しゃれながら、でも執念深く地図上の線路を追いかけるスタイルにあこがれて、親に内緒で北海道行きを画策したり(冬なので断念した)、新幹線で博多まで日帰り往復しようと思ったり(後で叱られた)、とにかく電車でどこかに行きたくてしょうがなかった頃があった。その原因の発端がその「時刻表2万キロ」であった。 宮脇氏の本はほとんど全て読んだ。高校生になったら買うようになった。しかしその後、文筆力にかげりが見えだし(「殺意の風景」の頃から)、買わなくなって10年以上になるだろうか。しかし、氏の本を読むことがなければ、当時旺文社文庫(そんな時代だあ)から出ていた内田百間の本を読み切れる体力(読力)もなかったと思う。まさにわたくしめの人生を買えた1冊だった。 |
●2003年2月27日 Thu ただのバブルじゃん |
「インフレターゲット」なんて言うと聞こえがいいけど、 それってただの「官製バブル」じゃんねぇ。 それも前回のバブルの時のように 給与水準も上昇すればいいけど、 もうそんな時代じゃないもんで もう上がることはないと思うよ。 それで物価だけ上がれば、 一般市民は死ねってことか知らん。 「痛みに耐えてよく頑張った」って言われても それて討ち死にしちゃあねえ〜。 大体自分で何も痛がっとらんやん、 あのひと。 |
●2003年1月29日 Wed なぜみゆきが出ると大騒ぎなのか? |
「プロジェクトX」のテーマでおなじみ、例の曲が1年掛けてオリコン1位を獲得したという。それもこれも、例の黒部ダムからの中継がモノを言ったからに違いない。しかしなぜ、中島みゆきだけが特別待遇なのか? 歌詞を間違えても司会者はなぜ「素晴らしい」と言ってくれたのか、みなさんはご存じなのだろうか? 「わかれうた」が大ヒットしたとき、世の中はちょうど「ザ・ベストテン」が始まり、歌謡曲・アイドルブームが始まり掛けてた頃で、多くのフォークシンガーやニューミュージックの歌手が歌番組に出演することを拒んでいた。そのかわり、彼らは深夜放送のラジオに出演、カリスマ的な存在へと変わっていった。 その後「ザ・ベストテン」も潰え、ニューミュージックの歌手が次々とテレビへと進出していくこととなる。当時一番話題になったのは、「ザ・ベストテン」には出なかったオフコースが「ひょうきんベストテン」には出たことと、解散寸前の甲斐バンドが「夜のヒットスタジオデラックス」に出たことであろうか。 しかし、未だ中島みゆきはテレビには出なかった。それどころか、映像にすら現れることがなかった。 時代がMTVブームとなり、日本人歌手の中でもオリジナルのビデオクリップを出す人がぼちぼち出始めた頃、中島みゆきもミュージックビデオを出す事となったしかも中島みゆき本人が写っているらしい、と業界では噂になった。そのタイトルは「あたいの夏休み」。果たして如何に写っていたか。 なんとほんの数秒、しかも「レースのカーテンの影」と言う歌詞にあわせ、カーテンの影としてしか写っていないのである。 この状態を当時の「ひょうきんベストテン」が、山田邦子がカーテンの影で唄い、カメラがどうにかしてカーテンの向こう側を写そうと躍起になる、と言うショートコントをやっていたのを覚えているだろうか。(蛇足であるが、この頃か、それ以前ぐらいから、「ひょうきん族」は業界ネタを多く扱い、視聴者の求めるモノと乖離していくようになる) 「あたいの。。」以降、ちゃんと本人の出るミュージックビデオを出すようになった中島みゆきは、フジテレビのドラマ「親愛なる者へ」(テーマ曲:浅い眠り)の最終回にちょい役で出演したり、郵便局のイメージガールとして年賀状シーズンには毎年CMに出ていたりしたものの、依然として歌番組に出ることはなかったのであった。 中島みゆきの活動が、年末にシアターコクーン(渋谷)を借り切って行う「夜会」と言う、独自のスタイルを追求すればするほどテレビに露出するチャンスが減り、歌番組に出ることは皆無であったが、なんと言っても転機は「プロジェクトX」の意外な高視聴率(わたくしめは意外とは思わなかったけど)によってもたらされたのであった。 当然、あれだけ番組の内容にマッチングした歌詞とド迫力な歌声は、流行らないはずが無く、演歌歌手のようにオリコンに1年も100位いないに入り、視聴率低迷にあえぐ紅白の切り札として登場したのであった。 でもね、昔「中島みゆきのオールナイト・ニッポン」で、谷山浩子と一緒に「紅白出たいね」「スケジュール、年末明けておいたんだけど、入らなかったね」などと宣っていたのをわたくしめは覚えている。と言うことは、本人は案外最初から紅白に出たかったような気もする。 |
●2002年11月23日 Sat ネコ耳 |
今日は休みだったので、娘と一緒にテレビでテレビ東京系テレビ愛知で「東京ミュウミュウ」なる少女アニメを見ていた。ストーリーと言えば今時ありがちな学園物+拡張タイプの話で、「セラムン」のような仲間(じゃ無くって、「お友達」か)が集まって対決する物であった。その日の話も少女漫画にありがちな一話完結の、友情が一旦裏切られたものの仲間の協力でかえって友情が強くなるような話であった。 ところで、気になったのはそのコスチューム。例の少女に爆発的人気を誇った「セラムン」でさえ、最初からコスプレされることを念頭に考えて造ったんじゃないかと思うような、おたくが素直に入りやすいコスチュームではあったのだけれども、その今日見た「東京(何故東京?)ミューミュー」では、まずメタモルフォーゼ(と変身の時自分で言っていた)すると、おたく喜ぶネコ耳が出来るのである。そして番組中には何故かメイド服を意味もなく着るのである。 確かに古来少女漫画は男性が造ってきた。「リボンの騎士」の手塚治虫然り、「秘密のアッコちゃん」の赤塚不二男然り、「魔法使いサリー」の横山光輝然りである。しかしそれらは決して男性の価値観を少女に押しつけることなく、逆にそれらいわゆる「おじさん」連中が女の子に成り代わって書き上げた物であったはずであった。ところが最近の(と言っても「ミンキーモモ」辺りからだとは思うので15年以上前にはなるが)少女漫画はおたく迎合物になってきているのだろうか。 だとすれば理由は明白である。少年漫画は未だに売れ続けているものの、少女漫画は裾野が狭まりつつある。そして少女漫画の一番の熱心な購買層がコミケに通う女の子達であり、コミケに通う娘たちはおたく趣味の「ネコ耳メイド服」の本(雑誌)を違和感無く普通に読むのである。つまり、今時の少女漫画は狭まった女の子のみをターゲットにして売っていることになる。 すべての物が昔が良かったとは思わない。けど、少なくとも少女漫画に関しては、たかがテニスで人生論まで語る「エースをねらえ」など、重厚長大物も、確かにあった。ところがどっこい、今や竹宮景子萩尾望都吉田秋生など、かって重厚長大物を書いた作家まであんなにライトな作品を書かざるをえない現実がある。 狭まった一部のファンしか持たない少女漫画、大衆を教育できない、安易な増産システムの上にあぐらをかいた今日の少女漫画に、明日はあるのだろうか。 |
●2002年11月7日 Thu 夕暮れには涙が宿っても |
かく言うわたくしめも、結婚して子供が産まれていなければ、最愛の人との別離という意味が分からなかったかもしれない、と思い、若いひとが気の毒にもなります。 実は先日、わたくしめの姉の夫、つまり義理の兄に当たる人が亡くなり、色々と手伝いに横浜まで行って来ました。義兄は何回も入退院を繰り返してはいたものの、入院しては必ず退院していたので、ICUに入ったと聞いても必ず出てくるのだという気がしていたのでした。まだ信仰に入っていなかった義兄が救われたのも闘病生活の中での姉やまわりの祈りの中でありましたし、何よりも本人が、絶対治るという確信の中にあったからです。 どれだけ夫が入退院を繰り返しても、姉は気丈に振る舞っていました。しかしそれでも人知れず泣き崩れる姉を見たとき、本当に義兄は幸せだったんだなと思わされました。 今回、迷わずまだ3歳の娘を横浜まで連れていきました。佐々木先生の言われた「死の教育」と言う言葉も頭の中に残っていましたが、<本当の別離>と言うモノを知るのに早いほうがよいだろうとも思いました。そしてさらに神さまを信じる者にとっては、悲しいけど一時的な別れにすぎないことを分かって欲しいとも思ったからです。けれど娘には、久しぶりのいとこ達との再会の方が楽しかったようですが。 |
●2002年9月22日 Sun 「ネコ騙しパンチ」と「あほかぁ!」 |
北に住んでいる金ちゃんの「ネコ騙しパンチ」のおかげで、 みんなの話題が全て北向きになっていて、 すっかり忘れただろうと思う頃に話し出すのがこのコーナー。 で、お題はみんなもう記憶の彼方にない「911」。 米国で電話で911を回すと救急車が来るそうな。 で、そういうはなしでないんだけれど。 9月11日の追悼行事を見ていて思ったんだけど、 米国って言う国は「広島」が欲しかったんだなぁって思った。 みんなから同情されるような、自分で自分のことを 「ほら見て!あたしって可哀相でしょう!」って大ぴらにいえるような、 そういうモノが欲しかったんだね。 今まで散々悪いことやってきて、周囲に当たり散らして、 でも、 「ほら見て!あたしって可哀相でしょう!」って、この期に及んで言いたいのね。 たとえば悪の枢軸って言っているサダムフセインだって、 「イライラ戦争」の時にはイスラム革命の防波堤として支援していたし、 例のビンラディンだって、 ソ連のアフガン侵攻のときには、対ソ連としてかなり援助してたわけじゃない。 さかのぼって太平洋戦争だって、米国が「ハルノート」なんて出してきたから戦争になったわけでしょう。 京都議定書だって勝手に「1抜けた!」なんてバカなこと言っているし。 そんな国が 「ほら見て!あたしって可哀相でしょう!」って言って欲しいだなんて、 あほかぁ!とおもってしまうのは、わたくしめだけでしょうか? |
●2002年7月9日 Tue まったく! |
いやぁ、全く信じられない話である。このわたくしめもよく利用するJRハイウィイバスでの例の飲酒運転。そうでなくても6月1日から道交法が改正され、「コップ一杯(罰金)50万円」なんて事は子どもでも知るようになっているのに、乗務前の朝はもちろん、乗務直前にも飲んでいたとは、全く言語道断である。飲酒した理由もふるっている。「熱かったから飲んだ」らしい(爆謎)。 このわたくしめ、6月から地元タクシー会社に就職し、2種免(普通)を持つ身となったのだけれども、それで思ったのは、自分で飲んで高速走らせるだけなら勝手にしろと言う話だけど(もちろん違法)、他人様のいのちを預かってよくそんな事するなぁ、それも道交法・車両運送法が厳しくなったと言うときに、と言うこと。車両運送法も6月からいっよに厳しくなって、タクシー会社でこんな事があったらまず事業所(営業所)ごとに2ヶ月の営業停止(車がいくらあっても動かしてはいけない)は固く、もしかしたらそのまま「お取りつぶし」になるかもしれない、そんな事態なのである。当人の解雇はもちろん当たり前だろうが、他のドライバー全員の命、会社の人間全ての財産を失わせるほどの事なのである。それが分からないと言うのはどういうことなのだろう、どういう社員教育をしてきたのだろう。 まさか「親方国鉄」体質が抜けてない訳であるまいに、と思うが。 |
●2002年6月30日 Sun 終わってみれば |
終わってみれば、「名門」と呼ばれた2つの国の戦いで有り、下馬評通りブラジルの通称「3R」の猛攻が光った大会だった。ただ気を付けて見なければいけないのは、「終わってみれば」と言うことであり、その2つの国にしても、たとえばドイツは欧州予選に落ち、プレイオフでギリギリワールドカップに上がってきたチームであり、ブラジルだって南米予選で残れるギリギリで上がって来たチームであった。3−4位のトルコ・韓国に至っては説明する必要など無いほど、下馬評で低いチームだった。優勝候補のフランスが1点も取れずに帰ってしまったし。 こういう訳の分からないことがあるからサッカーは面白いのだけれど、このサッカーフィーバー、消えたらやだなぁ〜、と思う元埼玉県人。だってやっぱり「超一流」と呼ばれた国は、個人技でもパスでも美しいと思うもん。これでJリーグ見た日にゃあ。。。。 あ〜あ。 |
●2002年6月25日 Tue てーはんみんぐー |
午後3時半キックオフのニッポンの試合と同じように経過したので、結局似たものホスト国は決勝リーグ初戦敗退なのかと思いきや、結局ベスト4まで上り詰めたねぇ、韓国。 その試合や応援について、6/24付け中日新聞に(東京新聞にも載ってるかな?)わたくしめが思っていたことが書いてあった。それは何かというと、日本の、選手にしても応援にしても、あれだけ熱狂的に道頓堀に飛び込んだりしたりしても、「たかがお祭り」的な一歩引いた姿勢というのが感じられるのだけれども、韓国の場合、選手にしても応援にしても、勝たなければ許されないとでも言うような「勝ちに行く」姿勢というものをもの凄く感じる気がする。 だからあの決勝リーグ初戦、後半途中までは日韓共同じペースで進んでいたのに、韓国が土壇場で追い付いたというのは、その最後の「死にものぐるい」の姿勢が明暗を分けたのだろうなぁ、と思った。 でもこの「サッカーブーム」、週刊新潮が冷ややかに書いていたように、「ブーム」で終わらせたくないなぁ、と野球よりサッカーが好きな男は思うのでした。 (ヤキュウは、もういいよ!) |