ホーム映画今までつまらない



ものすごっく、つまらなかった 

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「赤影 Red Shadow」
せっっかく東映映画50周年記念だっていっているし、多分制作側の気合いの入れ方が普段と違うんだろうと思って見に行ったのに、やっぱだめだったじゃん。ありゃ忍者映画じゃない、忍者に形を借りたトレンディードラマじゃんねぇ。 途中、京都太秦映画村のアトラクションの宣伝かと思うほどの仕掛け遊びがガンガンに盛り込まれ、日本映画(ドラマもそうだけど)お得意の「なんで殺さなきゃいけないんだ」なんていう、くだらない反目するト書き台詞があったり、なによりもあんな軽い恋愛は、今時のトレンディードラマだってないぞ! 藤井フミヤはピカイチだったけど、あんなに色々出来る役者であるはずの竹中直人にあんな硬直的な使い方しかできないし、女優陣はベタベタだし。こんなんだから、韓国映画に遅れとってるんだよ!もう東映は、マンガ祭りだけやってればいいじゃん!て感じ。
「まあだかい」
わたくしめの大好きな作家、内田百(本当は門構えに月)を、巨匠黒沢明が撮るからって期待してたのに、結局内田百間関係ないじゃん、明治後期大正時代の人なら誰でもいいわけでしょう。と言いたくなる映画。図らずも巨匠の遺作となった作品だけど、内田百間の世界を描いたものだったら鈴木清順監督の「チゴイネルワイゼン」のほうが、「百鬼園」の世界がちゃんと描かれていると思う。
「はつ恋の来た道」
張藝謀(チャン・イーモウ)監督の「あの子を探して」は見てないものの、「紅夢」の様なものかと思ったんだけど、COLOMBIA映画−SONY PICTURESの作品らしく、西側チックな中国映画と言った感じだった。基本的には「秋菊の物語」と同じ撮り方だからつまらなかったというのもあるけど、「オズの魔法使い」的手法をつかったり、壁に「TITANIC」のポスターがこれでもかと貼ってあったり、笑わせてくれる場面もあり。で内容は、原題が「我的父親母親」、英語題は「THE ROAD HOME」ということで、まあそういう話です。
「トレインスポッティング」
麻薬撲滅運動のための映画らしいけど、なんかうわさになってたからもっと面白い映画かと思った。
「8mm」
全作の「セブン」が良かっただけに、期待度三重丸だったのに、ひどいなぁ。普通のサスペンスじゃん、ひねりがない!