ホーム映画今までとりあえず見た



とりあえず見たけど、「ふ〜ん」と言う感じだった

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ギャングオブニューヨーク
 なんでこう、「直訳カタカナ題名」ばかり並ぶんだろうねぇ〜(苦笑)。とにかく、911で撮影中止に追い込まれた例の話題作。ラストの落ちとしては、20年の時代が経ってしまったので、昔ながらのようには行かないよ、 と言うことなんだろうなぁ。
南北戦争中の、移民排斥と黒人避難に満ちた時代を描いた作品だけど、ふーんという終わり方だった。
ゲロッパ!
 「ラグーナ蒲郡」が出ているというので借りて見た作品。一応最近の邦画に多い、話の筋を無理矢理つなげた風もなく(ロケ地先行で撮影が始まったのだろうけど、大変だねぇ)、 要はヤクザ親子の人情話に贋JBにまつわる内閣調査室なども巻き込んだドタバタ喜劇(吉本新喜劇に通じるところがあるかも)で、まぁまぁ面白かったです。
D−TOX
 スタローンが出ているのに筋肉NGの作品。ストーカーまがいの殺人鬼に追われるFBI捜査官っていう設定だけど、鬼気迫るっていうのも無かったし、迫力もなかったし(そろそろ屋外に見せかけたスタジオ撮影って、NGにしたら?) まあ、こんなもんかなぁと思った作品。シュワちゃんが「キンダガーデン」や妊娠する映画に出たりしたのと同じで、「ロッキーだけの男」とのレッテルを剥がすために必死なんだなぁと思った。
スパイダーマン
 これ、COLOMBIA-SONY PICHERSの作品なんだけど、どうしてUSJにアトラクションがあるのだろう?
暴力もさほど多くなく、米国映画に付き物のセックスシーンもなく、うちの子(4歳)でも安心してみられる、家族で見られる楽しい映画。ただ、映画の中で「大いなる力には、大いなる責任が伴う」と言う言葉が終始するのだけれど、これって今の米国に、 米国大統領にそのまま投げつけたいと思ったのはわたくしめだけだろうか?
トゥームレイダー(1)
 ところで「トゥームレイダー」っていうのはパソコンゲームなの?プレステでは無いよね?
素晴らしい肉体美を誇る女性ララクロフトの冒険活劇だけど、「インディージョーンズ」と違って現代劇って言うのは少し無理があるのかなぁ、とも思うし、 でもそうでないと電子機器が登場しないわけだから話がぴりっとこんかなぁ〜、とも思った。
全体的には話の流れが速く、冒険活劇なので面白くはあった。
Lord of The Ring(1)
 始めに思った感想は、「ハリポタ」を見たときにも思ったんだけど、原作を読んでいる人は面白いんだろうなぁ、と思った。RPGものに弱いわたくしめとしては、指輪を取り巻く環境が今一はっきりしなかったり。 これが(2)、(3)と続くと面白くなるかしらん。
地獄の黙示録<完全版>
 元のやつって、最後は空爆で終わらんかったっけ?なんせ見たのが小学生の時だもんで、あまり覚えてないけど、やっぱり空爆で終わりの方がいいなぁ。あと、今見ると分かるけど、なんだかんだ言って結構ベトナム戦争を奇麗に、絵空事に描いてるよね。物語っぽく。「昔々こんな話がありましたよ」みたいな。
WASABI
 要は、リュックベンソン・ジャンレノという日本大好きコンビによる、日本をモチーフにした活劇だよね。まあ、この映画に関して言えば広末涼子はそれなりにいい芝居してるんじゃない。でも全体としては、1時間半と言う制約もあるせいか、そんな簡単に終わっちゃうの?もう少し見せ場造ってよ! と言う映画だった。
バウンティ−愛と叛乱の航海−
 1960年代に作られた作品のリメイク。ただ旧作では反乱者たちが捕らえられて終わる(らしい、実は未見)のに、本作は行方知れずで終わる。要するに古き良き、男達(カティーサーク号やボトルシップなんか家で作っちゃっている人)の夢である「大航海時代」をモチーフにしたまったりとした作品。 一応盛り上がり箇所があるが、まったりしすぎて見ていて疲れた。
「A.I.」
 わたくしめの敬愛する親友は、スピルバーグが映画化の権利を買っただけで、キューブリックはなんの関係もないと言っていたが、DVDで余分なメイキングシーンとかも見たら、絵コンテから登場人物から、かなりキューブリックの意向が反映した映画のようで。  内容は今さら説明する必要はないかもしれないけど、男性が本来持っているであろうマザコン意識に強く意識した映画だと思った。
 ただね、この手のネタは、日本では使い古されていた手で、たとえば「鉄腕アトム」の中では既にお茶の水博士がロボットの人権(?)を強く主張しているし、人類が少子化により滅亡した後にロボットだけが残り、人間がいた頃を懐かしむなんて話を少女マンガで読んだ気がする。
 「未知との遭遇」風とも、「2001年」風とも取れるオーラス第3幕の再会シーンは、キューブリックが意図した物なのだろうか。ピノキオ風おセンチな終わり方は、キューブリックにはとても無理だったろうから、スピルバーグに監督を依頼したという話はまんざら嘘では無さそうである。
彼女を見ればわかること
4人の女性の生き方が微妙には絡むけど、基本的には4人を主人公にした4つのショートストーリーで構成。自立した生き方、依存した生き方を色々模索した、女たちのふつうを描いている。
 
「大怪獣東京に現れる」
最後にあの怪獣っぽい灯籠?が流されたりするけど、実際には怪獣の姿はまったく映らない、円谷プロいらずの怪獣映画。タイトルに「東京に現れる」とあるくせに、実際の場面は福井だけだし。だから、企画書段階ではもの凄っく面白かったのだろうと思う、たぶん。 ただ生かしきってなかったなぁ、あれだけ面白そうな設定なのに。要するに東京現れた怪獣が右往左往する様を見ている地方の人達の様子を描くコメディーなんだけど、小劇場っぽい味付けだったかなぁ、オチも含めて。
 
「雨あがる」
古き良き黒沢映画の後継としては、正しい映画の撮り方をしていると思う。そういう映画だった。確かに奥方がとっとと進んでいってその後を旦那がトボトボと進むというのもおかしかったけど。
「バトル・ロワイヤル」
R-15指定するほどのモノかなぁ。あんなのがイカンかったら、ジョン・ウェインなんてどれだけのインデアンを虐殺してきたことか。内容的の話をすると、かなりもの足りなさがあったり。何で修学旅行中の鞄に全共闘時代の爆弾づくりマニュアルがあるのかがよく分からないけど、そんな浅知恵は役に立たないって事なのかなぁ。ラストの2人が街の中に消えていくシーンもいやだなぁ。舟の上で終わりでよくないの?指名手配されるってのも、あの段取りだったらおかしいじゃん、誰も見てないのに。
「菊次郎の夏」
始めてみた北野映画だもんで、いわゆる北野ワールドがよく分からないもんでそんなもんなのかなぁと思ったぐらいだったけど、あの笑いは(たとえば井出らっきょが裸になっちゃうとか)日本人にしか分からんだろうに、と思った。
「ヤンヤン夏の思い出」
かの台湾の若手大御所エド・ワードヤン監督の作品なんだけど、原題は「a one&a two」。同じ台湾の侯孝賢(ホウ・シャオシェン)監督の名作「冬冬の夏休み」のような日本語タイトルを付けたのは、制作にジャパンマネーが入ったせいだろうか。 無意味な鎌倉ロケも有ったし。同監督の「カップルズ」のような作品を作ってくれとでも言ったのだろうか。で、間違えて日本語吹き替え版を借りてきてしまったのだけど、イッセー尾形は、英語で台詞をしゃべっていたのだろうか(北京語じゃないよなぁ)。日本語タイトル見るとヤンヤン(少年)が主人公かと思うけど、どちらかというとその父親が主人公では。そして小学生の息子と高校生の娘に自分の若い頃を重ね合わせ、老いた自分と年老いた母親をモチーフにした、エドワード・ヤンにしてはパンチが足りない気もしたけど、それはやっぱり無意味な鎌倉ロケのせいかなぁ。
「さらば、わが愛〜覇王別姫」
おれにはあまりにも「らしい作品」だったので、何だかなぁと思ったけど、カンヌはパルムドール獲ってたんだぁ。日本軍の進駐、国共内戦、文化大革命と続く文化の荒波の中で京劇を演じ続ける男の話なんだけど、あまりのも気合いが入りすぎて(外国売りを意識しすぎて)、わたくしめあまり好きではない。
「ソードフィッシュ」
いやぁ、「ドリブン」を見ても、劇場で見たぞーと言う満足感が得られなかったものだけど、これは面白かった!まじで!でも予告編と違わない?
MISSDERECTION(おち)の方は分かったけど、女性のほうは気が付かなかったなぁ。。。
 
「ドリブン」
見ていてなんの心配も要らない、とっても米国らしい安心してみられる映画だった。大画面の大迫力もあったし。でも「クリフハンガー」でもそうだったけど、CGの多用はアニメ映画のようで、もう少し控えて欲しい気もするなぁ。それと、茂木に来る人って実際も、あんなマニアックな人ばっかりなの?
「007トゥモロー・ネバー・ダイ」
中国人スパイ(女)が出てくるのね。まぁ、なんの心配のない思った通りの、ボーッとしながら見られる映画だった。BMW偏重ってのもしれほど気にならなかったし。
 で、吹き替え版をわざと借りてきたのだけれど、ショーン・コネリーは若山源造、ロジャー・ムーアは広川太一朗だったけど、ピアーズ・ブロズナンはこれからも、筋肉マンやシティーハンターでおなじみ神谷明になるのかしら(だから借りたんだけど)。

「リトルダンサー」
サッチャーイズムとも呼ばれる大型の経済改革を矢継ぎ早に進めていた時代、炭坑閉山スト騒動さなかの田舎町での少年の、そういう話なんだけど、BBC制作らしくほんわかと描かれていて、かわいい男の子たちのいじらしい姿もあり、観客におばさんファンが多いのもうなずけた。
「海の上のピアニスト」
去りゆく物への郷愁って事なんだろうけど、あのラストは問題だろう。あのラストさえ無ければ「文部省推薦映画」にもなれると思う。途中がまあまあ面白く見られたのにねぇ。
「スタートレック(叛乱)」
新シリーズの何作目なのだろう。とにかく有名な定番シリーズ。今回は宇宙での戦闘もワープも無いけど、まぁ安心してみられるよなぁ。実は結構好きだったりして、こういうの。
「マルコビッチの穴」
原題”BEING JOHN MALKOVICH”そのままの内容なんだけど、どちらかというと筒井康隆チックな内容だった。ただマルコビッチの深層意識が「世の中総マルコビッチ化計画」だとは知らなかったなぁ。でも何でマルコビッチにしたんだろう。別に良いのだけれど。(チャーリーシーンってどこに出てた?
「マトリックス」
押井守監督の「GOST IN THE SHELL・攻殻機動隊」(アニメ)の実写版だと聞かされたが、どうも俺には「攻殻・・」よりも、「T2」と「ALIEN2」の入った「Super Man」という気がした。もうちょっと「BLADE RUNNER」っぽいのかと期待していたのに、物語性の高いJOHN CARPENTERの「They Live」という気もしたし。  それでも、一番腹が立ったのは、サビの部分の、コート着て超能力(みたいな力)を発揮する場面が少なすぎる!ということ。あのかっこいい場面につられて映画を見に行った人は多いはず! 俺もそうだけど。それがオーラスの30分だけだもんなぁ。あの場面が全編に渡れば、「Super Man」好きのわたくしめとしては、二重丸だったんだけどなぁ。
「ワイルド・ワイルド・ウェスト」
いろんなものと戦う男ウィル・スミスが有りえない黒人保安官をする、「飛んでる平賀源内」風な西部劇の世界の話。まぁハリウッドらしい肩の凝らない、何も考えなくていい映画。
「インドへの道」
英国映画だよね、たしか。まったりした映画だったよね、確か。中学時代にわざわざ新宿まで見に行ったはずなのに、あまり記憶に残ってない。
「ウォール街」
インサイダー取引(当時日本は取り締まる法律がなかった)に関する、いい男の熱血映画だったけど、取引ものだったらエディーマーフィーが冷凍ミカン相場で大成功する「大逆転」のほうが好きだったなぁ。
「明日に向かって撃て」
「新」が「旧」よりも古い時代って野はどういうこったい。
「仮面の男」
新婚旅行中の飛行機内で、人より早く、それも吹き替え版で見た、と言うぐらいしか誇れるものはないが、「太陽王」ルイ14世はこんな風な王なのでは?と言うお話。欧米では今でも人気のある四銃士が、こんな活躍してくれたら楽しいだろうなぁ、と言う話でもある。
「カルメンという名の女」
ビゼーの著作権が切れ、世界的に「カルメン」と言う名前を使ったり、「カルメン」をモチーフにした作品が出来た年の、もちろんあの「カルメン」をモチーフにしたゴダールの作品。
「田舎の日曜日」
まったりとしたフランス映画だったなぁ。
「ゴダールのマリア」
公開当時、どうしてフランスキリスト教界はもめたのだろう?「処女降誕」自体が遺憾と言うことなのかなぁ。プロテスタントの俺から見ても、別に普通にゴダールらしい、「降誕劇」をモチーフにした作品だったけどな。
「パッション」
戒厳令下のポーランドに撮影に出た一行の、ゴダールっぽい、文字通り「パッション」に満ちた作品。
「ブルジョアジーの密かな楽しみ」
「死刑台のエレベーター」「恋人たち」
ルイマル監督の1作目と2作目。共に新宿コマのとこにあるシアター・アップルで見た。「死刑台」の方はいわずとしれた作品だけど、マイルス・デービスって凄いねぇ、映画見て即興で造ったんでしょ、久石譲もびっくりだよな。「恋人たち」はフランスっぽくまったりしとったなぁ。